子どもが丈夫に、元気にすくすくと成長していくことは、どんなママにとって一番の願いなのではないでしょうか?
子どもの成長は毎日食べるもの・摂取する栄養素が重要なポイントになるものの、具体的にどんな種類が成長にサポートできるのか、悩むこともあるでしょう。
ここでは子育て中のママに知っておいてほしい、子どもの健やかな成長に役立つ栄養素と食べ物をまとめてご紹介します。
炭水化物
炭水化物は子どもの脳や筋肉のエネルギー源となる栄養素で、お米やパン、麺類やイモ類、根菜類に含有されています。
糖質の多い炭水化物は、40・50代女性にとって控えるべきイメージがありますが、乳幼児は脳の発達や成長が著しく、カラダ全体の50%ものエネルギーを脳が消費してしまうと言われています。
炭水化物は脳の成長を促すための子どもに欠かせない栄養となるため、成長期は毎日3食欠かさずに補うようにしましょう。
カルシウム
カルシウムは子どもの骨や丈夫な歯を育てるために必要不可欠な栄養素です。
カルシウムは神経の昂りを抑え、イライラの緩和にも役立つため、子どものメンタル的な健康を考えた際にも欠かせない栄養素と言われています。
牛乳やチーズ、海藻類や小松菜などに含有が多いカルシウムは、子どもが疲労やストレスを感じた際に体内から流れ出てしまうと言われているため、積極的に補うようにしましょう。
カルシウムは牛乳をはじめとする乳製品に多く含まれ、乳製品全般は子どもの丈夫なカラダづくりに役立つ吸収性の高いタンパク質も一緒に補うことができます。
タンパク質
子どもの成長をサポートし、カラダをつくる栄養成分でもあるタンパク質は、主に肉類や魚類、乳製品に含有されています。
タンパク質は、摂取すると消化酵素の働きによってアミノ酸に分解され、子どもの筋肉や皮膚、血液や内臓を構成する細胞の主成分に変化していきます。
アミノ酸は子どもの成長や、怪我の回復を促す成長ホルモン分泌の材料となり生命の維持にも密接なかかわりがあります。
タンパク質は身近な食材に含有が多いため、子どもの成長ケアに摂り入れやすい栄養のひとつと言えるでしょう。
まとめ
子どもの成長に欠かせない栄養素は一定の期間を過ぎると分解され、体外へ排出されるため、バランスよく補える食生活の改善、見直しが重要なポイントに。
子どもの心身のコンディションをベストな状態に維持するため、必要な栄養を補う食生活を常に意識しておきましょう。
参考:JAグループ「ママの栄養メモ」
life.ja-group.jp/food/kidsmama/nutrition/