子育て中のママにとって子どもの野菜嫌いは、栄養バランスの乱れや今後の成長に良くない影響が出るのではないかととても不安に感じるものですよね。
子どもが無理なく、自然に野菜嫌いを克服していくことができるよう、ここでは子育て中のママに知っておいてほしいアイディア3選をご紹介。
子どもの野菜嫌いに関するさまざまな悩み・不安の解決に、克服のアイディア3つをぜひ参考にしてくださいね。
1.野菜の調理方法を工夫してみる
野菜を見ただけでも食欲がなくなってしまう、そんな子どもは意外に多いと言われています。
子どもの野菜嫌いを克服するために、
- すりおろしてハンバーグやカレーに混ぜる
- 衣をつけて油で揚げる
- 野菜の甘みを引き出し、苦みを中和する蒸し野菜にアレンジ
- さまざまなフルーツと合わせてサラダにアレンジ
などなど、野菜の見た目・味・苦み・クセをできるだけ主張させない調理のアイディアをいくつも持っておくようにしましょう。
特に野菜をすりおろして調理する方法は、素材の細胞壁が細かに分断されて野菜の栄養が染み出るようになるため、子どもの乱れた栄養バランスを整えるメリットも期待できますよ。
2.食環境を変える
これまで野菜を食べられなかった子どもが、旅行先ではモリモリと野菜を食べることができた、そんな体験談が意外に多く報告されているんです。
子どもは新しいもの好きな部分があるため、野菜を食べる食環境を変えることも苦手意識をなくす良いアイディアのひとつ。
たとえば、
- 天気の良い日にピクニックをしながら野菜を食べてもらう
- 子どもの好きな色、キャラクターのお皿やランチョンマットに変える
- 野菜を星や丸、ハート、動物などの形ににカットして子どもの気を引く
などの工夫をしてみましょう。
食環境の変化に子どもは興味を示し、苦手だと思っていた野菜を食べようとする気持ちが育っていくことも期待できますよ。
3.野菜を出す機会をできるだけ増やしていく
毎日の食事に野菜がある環境は、その繰り返しによって子どもの野菜嫌いのイメージ克服につながると考えられています。
また子どもは親がしていることに興味を覚え、自分も真似しようと意識が高まる傾向にあるため、親御さんは子どもがいる前で野菜を食べる姿を積極的に見せるようにしましょう。
大人が美味しく野菜を食べている姿を子どもが見ると、苦手意識がなくなり、大好きな親がしていることだからこそ、自分も食べてみようと気持ちが変化しやすくなるでしょう。
まとめ
子どもの野菜嫌いを克服するアイディアを積み重ね、少しずつでも食べられる変化に気付いたら、子どもを思いっきり褒め、親と子の絆も一緒に深めてくださいね。
参考:ハウス食品「子どもの野菜嫌いを克服する方法」
housefoods-group.com/activity/e-mag/magazine/64.html