水道水の欠点

水道水には、水の殺菌・消毒、腐敗防止のために塩素が含まれています。食物を洗う際の殺菌にも役立ちますが、食品に含まれるビタミンCやビタミンB1、B2などを損失させてしまうという欠点があります。
さらに塩素のカルキ臭が原因で、臭みやえぐみといった、味や風味への悪影響も与えてしまいます。

栄養素の吸収

野菜やお米などよく水分を吸い込む食品は、最初に使用した水が、味の良し悪しの影響を与えるといわれています。水道水をお米の研ぎ汁や汁物に使うと、塩素臭や雑味で味が損なわれてしまうのです。
最近では、食物の栄養量が昔より少なくなっており、食物からの栄養摂取が十分に摂れなくなってきています。

少しでもビタミンを多くとるためにも、塩素の入っていない水で洗浄や料理をすると良いでしょう。

塩素とは

水を安全に家庭に届けるための塩素ですが、除去するには、煮沸や日光に十分に当てるなどしなくてはいけません。
しかしこの「きよまろプラス」は、蛇口に取り付けるだけで、使用する直前に塩素が除去できるので、食物のビタミンの損失を防ぎます。料理をおいしく、風味のよいお茶ができる、手軽な塩素除去浄水器としておすすめです。

この記事を書いた人

管理栄養士 那須由紀子 さん

病院管理栄養士として臨床経験を約12年積みながら、分子整合栄養医学を学ぶ。独立後、精神疾患における栄養療法も行う管理栄養士として、栄養指導、うつ病による休職者の復帰プログラムに取り組んでいる。特定保健指導、歯科における栄養療法、スポーツ栄養、乳幼児栄養、また、講演会、セミナー、メディア出演、執筆など、多岐に渡り活動している。

  • 著書:疲れた心がラクになる食べ方大全―あなたの心は今日の食事でつくられる!
  • 著書:栄養で人生が変わるー食はあなたの人格を作り人生の良し悪しも決める!
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