「長引くマスク生活にそろそろ慣れてきたかな…」
と感じていても、長時間のマスク使用によるお肌への負担、肌質のゆらぎが気になってはいませんか?
マスク生活によるお肌トラブルは、女性5人当たり1~2人に起こりやすいと言われているため、未然予防や万が一なってしまった際の対処法が気になるところ。
ここではマスク生活でお肌トラブルが出やすい原因と、その原因に応じた対処法をわかりやすくお伝えします。
マスク生活による「お肌ゆらぎ」の原因とは?
長時間のマスク使用でお肌の赤みやかゆみ、皮膚の荒れなどが出てしまうのは、次のような原因があると考えられています。
ムレからの乾燥によるもの
マスクをつけていると、自分が吐き出す息によって皮膚の温度が上がり、毛穴が開いて皮脂や汗の分泌が過剰になります。
マスク内の汗や皮脂分泌によるムレは、それが渇くと当時にお肌の水分も一緒に奪い取ると考えられています。
そのため、うるおい不足でバリア機能が低下したお肌は、ちょっとの摩擦や刺激を受けやすくなり、肌荒れや赤み、かゆみにつながってしまうのです。
マスクの摩擦によるもの
長時間のマスク使用では、マスクをしながらの会話やスキンケア・メイクアップをした後すぐに着用することも多いため、少なからずお肌への摩擦・刺激が加わります。
高温多湿のマスクの内部は、皮膚のムレからの乾燥によってバリア機能が弱まっているため、マスクの摩擦や刺激をダイレクトに受けてしまい、吹き出物や皮膚の荒れ、くすみなどを生じることがあるのです。
マスク生活のお肌ゆらぎ|健やか美肌を維持するためにできること
まだまだ長引きそうなマスク生活だからこそ、お肌にやさしく、健やかな肌質を維持するための対処法を早めに押さえておきたいですよね。
マスク生活のお肌の揺らぎケアに良い、おすすめの対処法を見ていきましょう。
不織布マスクのすすめ
ハンドメイドマスクに使われる素材は、不織布マスクに比べると通気性が悪く、ムレによる乾燥が起こりやすいと言われています。
マスク生活によるお肌ゆらぎが気になる際は肌質が安定するまで、通気性に優れお肌にもやさしい不織布マスクを使用してみましょう。
不織布マスクには、
- 肌色をキレイに、小顔に見せるカラバリ
- ファッション感覚で楽しく使える花柄・チェックなどのデザイン
も豊富にリリースされています。
ゆらぎ肌で感じやすいストレスケアのためにも、気分が明るくなるような不織布マスクを選ぶと良いでしょう。
帰宅後すぐのクレンジング・洗顔と保湿を
長時間のマスク使用では、汗や皮脂の分泌でお肌にいつも以上に汚れが付着しているため、帰宅後はすぐにクレンジング・洗顔をしてお肌を清潔な状態に整えましょう。
マスクのムレによって失われてしまったお肌の水分を補うために、保湿成分が配合された低刺激の化粧品を使うと、ゆらぎ肌にやさしいスキンケアが実現します。
まとめ
マスクは本来、肌質に合った素材や正しいサイズ選びで、保湿や外的な刺激からお肌を守るための美容効果が少なからず期待できます。
マスク生活によるお肌ゆらぎを解決・予防するため、原因に応じたお手入れをさっそく継続してくださいね。
参考:大正製薬 ALFE 美肌インナーコラム「マスクで肌荒れしてしまう原因と5つの対策」
brand.taisho.co.jp/contents/beauty/detail_450.html