抜け毛が気になる女性に愛用されていることが多い育毛剤には、原因に応じて選べるさまざまな成分が使用されています。

ここでは育毛剤の代表的な成分とそれぞれの効果を解説。

自分の髪や頭皮環境の悩みに応じた育毛剤を選ぶ際の参考に役立てていきましょう。

オタネニンジン根エキス

女性専用育毛剤に使用されることが多いオタネニンジンエキスは、頭皮や髪の乾燥・栄養不足が原因の抜け毛に効果的な種類です。

オタネニンジン根エキスは、頭皮の老化を防止して若々しい状態を維持したり、毛髪の成長を助け、古い時代から育毛に効果的な漢方薬にも使用されています。

アデノシン

アデノシンという育毛成分は、女性ホルモン・自律神経の乱れによる抜け毛や薄毛対策に役立つ種類です。

アデノシンには毛髪を成長させる成長因子・EGF-7の産生を助け、丈夫で抜けにくい髪の条件となる成長期の髪を増やして、退行期・休止期の髪を減らす効果が期待されています。

グリチルリチン酸2K

女性の抜け毛や薄毛の原因は丈夫な髪を生やす土台となる、頭皮環境の乱れが原因と言われています。

グリチルリチン酸2Kは頭皮の炎症を抑える代表的な抗炎症成分で、頭皮のかゆみや炎症、赤みが気になる際の育毛ケアに効果的です。

リデンシル

リデンシルは抜け毛対策に役立つ医薬部外品の成分で、育毛剤をはじめ育毛シャンプーやまつげ美容液などに幅広く使用されています。

髪の成長期・退行期・休止期のサイクルを整える働きがあったり、「髪を生やせ」という指令を出すバルジ領域の活性化に働きかけて抜け毛を減らす効果が期待できます。

センブリエキス

女性の抜け毛は、頭皮の血液やリンパ液のめぐりが不安定になり、毛根に栄養が行き届かなくなっていることも原因のひとつです。

センブリエキスは頭皮の血行を促進して髪の栄養不足を防ぎ、髪の成長に深いかかわりのある毛乳頭の細胞を増やす働きがあります。

グリセリン

女性用育毛剤、シャンプーやトリートメントにも使われることが多いグリセリンは、頭皮と髪にうるおいを与えて乾燥を防ぐ働きがあります。

髪のダメージを補修・修復する効果が期待でき、抜け毛以外にもパサつきや枝毛、切れ毛が気になる女性におすすめの種類となっています。

まとめ

女性用育毛剤の代表的な種類を知っておくと、抜け毛や薄毛の原因に応じた製品選びがスムーズになります。

抜け毛対策に役立つ成分を育毛剤でしっかり補って、豊かで丈夫な髪を育てていきましょう。

参考:LALAMAGAZINE「女性用育毛剤おすすめランキング10選【ドラッグストア・薬局の人気の市販アイテムを厳選】」

lalahair.co.jp/magazine/hair/growth/commercial-goods/#index_id0

このエントリーをはてなブックマークに追加