大豆に含まれているイソフラボンがバージョンアップした栄養素、「エクオール」は、女性の更年期のインナーケアに効果的だと注目されています。

ここではエクオールがどんな栄養素なのか、更年期に役立つ理由と上手な摂取方法・増やし方をわかりやすく解説していきます。

更年期対策のインナーケアに|エクオールとは?

更年期対策のインナーケアに役立つ栄養素として注目されているエクオール。

ここではエクオールの主な特徴と更年期に役立つ理由を一緒に見ていきましょう。

エクオールとは?

更年期にこそ積極的に補っておきたいエクオールは、大豆に含まれているイソフラボンのダイゼインが、腸内細菌の力を借りてバージョンアップした栄養素のことを言います。

エクオールは大豆イソフラボンよりも、更年期対策はもちろん、40代・50代女性の美容や健康に役立つ効果がより高いと注目され、積極的な摂取が専門家からも推奨されるようになっています。

エクオールが更年期対策に良い理由

エクオールが更年期対策に良いと言われている理由は、更年期に揺らぎやすくなってしまう女性ホルモンのバランスを整える働きがあるため。

エクオールは、更年期にホットフラッシュやストレスの緩和などに働きかけ、1日1回以上このトラブルが気になる女性が12週間エクオールを摂取したところ、摂取していない女性よりも更年期特有のトラブルが出にくくなったとの報告があります。

エクオールで更年期対策|摂取方法と増やし方

エクオールは腸内細菌で大豆イソフラボンのパワーをよりバージョンアップさせた栄養素となっているため、2人に1人の割合でしか作ることができないと言われているんです。

ここではエクオールを摂取しながら体内に増やしていくためのポイントをまとめてみました。

毎日大豆製品を摂取する

エクオールを体内で増やしていくためには、

  • 納豆であれば1パック当たりの200g
  • 豆乳の場合は200ml

 

の摂取が必要になり、この摂取量で1日に必要なエクオール10㎎を補うことができると考えられています。

腸内環境を整える

エクオールは摂取した大豆のイソフラボンが腸内細菌によって変換されて作られるため、食物繊維や善玉菌など、腸に良い成分をこまめに補うことがポイントになります。

まとめ

大豆製品の習慣的な摂取でエクオールが体内に増えると、更年期のツラい症状はもちろん、ストレスケアや美容、サラサラの血液を作るなどの健康効果も期待できます。

手軽に摂取できる大豆製品でカラダの内側にエクオールを増やしながら、更年期によくあるトラブルを早めに乗り越えていきましょう。

参考:更年期ラボ「エクオールとは」

ko-nenkilab.jp/equol/about01.html

このエントリーをはてなブックマークに追加