これまでにはなかった心身の変化を感じる妊娠中は、喉の渇きを特に気にしている人が多い傾向にあると言われているんです。
妊娠すると喉が渇くのはどうしてなのか、ここではその原因と水分補給の大切さ、ポイントを合わせてお伝えしてみたいと思います。
妊娠中によくある喉の渇きの原因は?
妊娠中に喉が乾きこまめな水分摂取をしていると、補給のベストなバランスがわからなくなって冷えやむくみなどのトラブルにつながってしまうのではないかと不安に感じるでしょう。
妊娠中に喉が渇くのはどうしてなのか、知っておきたい原因について見ていきましょう。
羊水の働きによるもの
赤ちゃんを衝撃から守り成長を促すための羊水は、常にキレイな水を維持するため、頻繁な入れ替わりがあります。
妊娠中は摂取した水分が羊水に多くとられるため、喉の渇きを感じやすくなると言われています。
代謝の活性によるもの
妊娠中は体型の変化や体重が増加しやすく、脂肪をエネルギーに代えるための代謝が活性化すると言われています。
妊娠中の代謝の活性は、通常よりも汗をかきやすくなったり、ちょっとの動きでもエネルギーが消費されるため、頻繁に喉が渇くと考えられています。
妊娠中の喉の渇きにうるおいを|水分補給のポイントは?
妊娠中の喉の渇きは、敏感になっている心身の余計なストレスに感じてしまうことがありますよね。
妊娠中の喉の渇きにうるおいを補う、水分補給のポイントを一緒に学んでみましょう。
一気に飲まないように気を付ける
妊娠中の喉の渇きが気になると、つい一気に水を飲んでしまった経験はありませんか?
水の一気飲みは常温であっても内臓に負担がかかったり、目安となる水分摂取量をオーバーして、冷えやむくみの原因になることがあります。
妊娠中に喉が渇いたら一気飲みに気を付け、水を口内に含みながら、噛むイメージで摂取することが喉の渇きを癒し、心身への負担を軽減するコツになります。
水分補給のタイミングを決めておく
妊娠中は喉が渇いた時点で脱水が始まっているサインと言われています。
喉の渇きを感じる前に、こまめな水分補給をしておくことがこのトラブルの未然予防になります。
そのため、起床後や食事の前後、眠る前など、水分補給が無理なくできるタイミングを早めに決めておくようにしましょう。
まとめ
妊娠中の喉の渇きは、決してネガティブな原因ばかりではなく、赤ちゃんが栄養を吸収し、成長していることのサインとも言われているんです。
喉の渇きに神経質になり過ぎず、水分補給をするたびに赤ちゃんの成長・健康にアプローチできているのだと前向きに受け止めてみてくださいね。
参考:ニンプス「【医師監修】妊娠中の水分補給と、喉が渇く理由とは?」
ninps.com/knowledge/food/archives/22