子どもは大人に比べると体内にある水分量が多いことで、毎日のこまめな水分補給が重要だと言われています。
子どもは動き回る・話をするなどの活動量が多いので、それだけ水分消費がしやすい体質。
ここでは子供にはどのくらいの水分摂取量が必要になるのか、季節ごとに押さえておきたい水分補給のポイントと一緒にチェックしてみましょう。
子どもに必要な水分量は年代で変わる?
子どもに必要な水分量は、年齢や湿度、体質や日々の生活スタイルによって細かな違いがあるんです。
ここでは子どもに必要な体重1㎏あたりの水分量を年代別にチェックしてみましょう。
- 新生児:50~120ml
- 乳児:120~150ml
- 幼児:90~100ml
※子どもに必要な水分量は、この目安量に体重をかけて算出します。
成人に必要な水分量は、体重1㎏あたり40~50mlとなっているため、子どもは倍の水分摂取が必要だとわかりますね。
子どもに大切な水分補給|季節ごとの水分補給について
子どもの水分補給はそれぞれの年代ばかりではなく、季節ごとにも必要な量と飲み方のポイントが変わってくることがあります。
ここでは子どもの大切な水分補給と、季節ごとの目安量・飲み方のポイントについて一緒に学んでみましょう。
春に必要な子どもの水分補給
春は徐々に温かさが増し、汗をかく頻度が増えるため、こまめな水分摂取が必要とされています。
夏に必要な子どもの水分補給
夏は気温の急激な上昇で、他の季節よりも汗をかきやすくなります。
子どもの熱中症を未然に予防し、健康的なコンディションを維持するために、こまめな水分補給を心がけ、一気飲みに気を付けながらゆっくりと時間をかけて行うようにしましょう。
秋に必要な子どもの水分補給
秋は涼しく子どもにとっても過ごしやすい季節ですが、隠れ脱水に注意が必要です。
秋は涼しい分、子どもも積極的にカラダを動かそうと活動的になるため、運動や入浴前後の水分補給を特に意識して行いましょう。
冬に必要な子どもの水分補給
寒さが厳しい冬は、子どもが水分を積極的に補うのが難しくなる季節でもあります。
寒さや冷えによって皮膚や体内が乾燥しやすいため、子どもが飲みやすいと感じる常温水や白湯などで水分補給をこまめに行いましょう。
まとめ
子どもの水分補給は、成長期にある心身の健康に欠かせないメソッドになります。
子どもの健康を守るために親御さんも必要な水分摂取量を把握して、親子で楽しく快適な水分補給を習慣付けていってくださいね。
参考:コープ共済「子どもに必要な水分量とは?」
coopkyosai.coop/life/health/kenkou_130522_01.html