妊娠中の水分摂取は、良質な羊水を維持したり、体内のめぐりを安定させて赤ちゃんに栄養を送り届けるために欠かせないメソッド。
妊娠中の水分摂取が大切だと理解しているからこそ、どのくらいの水分摂取が必要なのか、つわりがツラい時でも美味しく飲める水の種類が気になるものですよね。
今回のコラムでは妊娠中に必要な水分摂取量と、妊婦さんが美味しく飲める水の種類をわかりやすくお伝えしてみたいと思います。
妊娠中に必要な水分摂取量とタイミングは？
妊娠中に必要な水分摂取量と、飲んでおくべきタイミングについて一緒に学んでみましょう。
必要な水分摂取量
妊娠中に必要な水分量は、食事から補える分を除いて、1日2L程度の摂取が推奨されています。
妊娠中に1日2L程度の水分補給が必要な理由は、
- 基礎代謝が上がって汗をかきやすくなるため
- サラサラの血液を維持して赤ちゃんに必要な栄養を送り届けるため
などがあり、妊娠していない時よりもこまめな水分補給が重要だと考えられています。
水分摂取をすべきタイミング
妊娠中の水分摂取は、1日を通してこまめな摂取が推奨されています。
一時的に一気に水分を摂ってしまうとむくみやカラダのダルさ、冷えにつながる心配が。
そのため、家事や仕事の合間、食後や起床時などの切りのよいタイミングで飲むことを心がけてみましょう。
妊娠中でも美味しく飲める水の種類は？
これまでよりも心身がデリケートになり、つわりが頻繁になると、水を飲むだけでも妊娠中の女性の負担になることがありますよね。
妊娠中でも美味しく感じ、つわりのツラさを癒せる水の種類をまとめてみました。
軟水
ミネラルが多い硬水は、軟水に比べると独特の苦みやクセを感じることがあるため、つわりがひどくない際の摂取がおすすめです。
代わって軟水は内臓への負担が少なく、ミネラルの配合バランスが良いとされているため、妊娠中の日常的な水分摂取に適した種類と言えるでしょう。
炭酸水
妊娠中の女性の愛飲者が多い炭酸水は、つわりによる胃のむかつきや吐き気などを炭酸の爽快感がリセットし、口内がさっぱりとすることでストレスの解消にも役立ちます。
また炭酸水は血管拡張によって血液のめぐりをスムーズにする効果も期待できるため、妊娠中の水分補給や健康管理にもおすすめの種類となっています。
まとめ
妊娠中に必要な水分摂取量を心がけ、つわりがツラい時でも飲みやすい軟水・炭酸水の水分補給習慣で心身を整えながら、ママになる日を心待ちにお過ごしくださいね。
参考：ヒロクリニック 妊娠お役立ちコラム「妊婦中の飲み物は何を飲んだらいいの？妊娠中に飲んで良いものや避けたほうがいいものなどを紹介【医師監修】」
www.hiro-clinic.or.jp/nipt/pregnant-drink/#c2
参考：ウーマンエキサイト「【医師監修】妊婦に必要な水分はどのくらい？ おすすめの飲料は？」
woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1573929352351/
