毎年クリニックで予防接種をしているのに・・・
湿度が低下してウイルスが蔓延しやすい冬場になるとインフルエンザになってしまう、疲れを感じたりストレスが溜まったりすると口唇ヘルペスが出来てしまいオーラルケアや洗顔や食事や会話をする際の妨げになる、新型コロナウイルスやノロウイルスの脅威を感じながらの生活に疲れてしまったなど、菌やウイルスに弱いという悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
その悩みを解消させるためには・・・
免疫力をアップさせて菌やウイルスを寄せ付けない強い体づくりをする必要があります。
腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を減らす作用を持つ乳酸菌やオリゴ糖やビフィズス菌を摂って腸内環境を改善させる、一日三食栄養バランスを意識しながらしっかりと食事をとってビタミンやミネラルやタンパク質などの栄養素が不足しないようにする、水分補給をこまめに行ったり習慣的に運動をしたりして体のめぐりを良くする、ワークライフバランスを見直し休息時間や睡眠時間をしっかりと確保してストレスや疲れを溜め込まないようにするなど、免疫力をアップさせるための方法はたくさんありますが、体温を上昇させるというのもその一つです。
入浴を習慣化させて免疫力アップへ!
体が冷えることが免疫力の低下につながってしまいますので、毎日お風呂に浸かって体を芯から温めるという習慣を身につけるべきです。効果的な入浴方法についてですが、体をじっくりと温めるためには38~40度くらいの少しぬるめのお湯に浸かるのがベストです。入浴中はたくさん汗をかきますので、脱水症状を引き起こして血液がドロドロにならないようにするために、お風呂に入る前と入った後は水分補給を忘れずに行いましょう。冬場は寒暖差によるヒートショックを引き起こし血圧が乱高下するリスクがありますので、お風呂の温度と脱衣所の温度差を無くすための工夫も必要です。長時間お湯に浸かっているとのぼせてしまいますので、半身浴をしたり分割浴をしたりして自分の体調と相談しながら上手に温まりましょう。