浄水器

なぜ夏は水分不足になりやすいの？

暑い夏がやってきました。プールや海水浴、花火大会など楽しいイベントが待っていますが、同時に気をつけたいのが「脱水症状」です。実は、私たちの体は夏になると思った以上に水分を失っているんです。

人間の体は年齢によって水分量が違います。新生児では体重の約80％、成人男性で約60％、成人女性で約55％が水分でできています。この大切な水分が、夏場は汗や呼吸によって普段よりもたくさん失われてしまうのです。

夏に水分が足りなくなる3つの理由

1. 目に見えない水分の蒸発

皮膚や呼吸から常に水分が失われていくことは「不感蒸泄」と呼ばれ、その量は成人では１日約１Lです。夏場はエアコンの使用で室内の湿度が下がるため、知らないうちに体内の水分が不足することがあります。

2. 汗による水分とミネラルの流出

夏場は発汗により特に水分が失われやすい時期です。汗をかくと水分だけでなく、塩分やカリウムなどの大切なミネラルも一緒に体から出ていってしまいます。

3. 室内でも起こる脱水

屋外での運動や作業のみならず，高温環境にある室内でも水分の喪失が多く，熱中症の危険性が高まります。「涼しい室内にいるから大丈夫」と思っていても、実は水分不足になっている可能性があるのです。

では、夏場はどのくらいの水分を摂取すればよいのでしょうか？

夏の水分補給の目安量

環境省の熱中症予防情報サイトでは，1日当たり1.2リットルを目安としたこまめな水分補給を推奨しています。ただし、これは最低限の量。夏場は発汗により特に水分が失われやすい時期です。1.2Lよりも多くの水分を摂るよう心掛けましょう。

理想的な水分摂取量は体重によっても変わります。体重50㎏の場合、約2,000mL（２Ｌ）です。簡単に言えば、体重1kgにつき約40mlの水分が必要と考えるとよいでしょう。

効果的な水分補給のタイミング

起床・朝食・昼食・夕食・入浴後・就寝時にコップ1杯分（200ml）を飲むよう心掛け、そこにプラスして休憩時間などでも摂取すると、水分不足を防ぐことができます。

重要なのは「のどが渇いたと感じる前に飲む」こと。「喉が乾いた」と感じたときにはすでに体から水分が失われており、脱水症状がはじまっています。

水分補給に最適な飲み物は？

夏の水分補給には、ただの水よりも効果的な飲み物があります。

おすすめの飲み物

1. ミネラルウォーター

水分補給に適した飲み物のひとつが天然水です。その中でも「ナチュラルミネラルウォータ※」は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが溶け込んでいるため、おすすめです。

2. 麦茶

麦茶はカフェインを含まず、ミネラルも補給できるため、夏の定番飲料として親しまれています。

3. スポーツドリンク（大量に汗をかいた時）

熱中症予防の水分補給として、日本スポーツ協会では、0.1～0.2%の食塩[食塩相当量が0.1～0.2g(100ml中)であれば、0.1～0.2%の食塩水に相当]と糖質を含んだものを推奨しています。スポーツドリンクがない場合は、普段よりも水と塩分を摂取することを意識してみてはいかがでしょうか。

避けたい飲み物

カフェインを含む飲料

コーヒーや紅茶、緑茶はリラックスタイムのお供にぴったりの飲み物ですが、カフェインを多く含みます。カフェインの利尿作用で体内の水分が排出されてしまうため、日常の水分補給としてはあまり適しません。

アルコール類

お酒に含まれるアルコールにも体内の水分を排出する作用があります。たくさん摂取するほどに体から水分が失われ、脱水症状に陥りやすくなります。

蛇口直結型浄水器で夏を快適に！

夏の水分補給で重要なのは、質の良い水を手軽にたくさん飲むことです。そこで活躍するのが蛇口直結型浄水器です。

蛇口直結型浄水器の夏のメリット

1. カルキ臭のないおいしい水

塩素が水道の原水に含まれているアンモニア性窒素と反応すると、「トリクロラミン」という物質が生まれます。このトリクロラミンがカルキ臭の要因の一つです。浄水器を使うことで、このカルキ臭を除去し、飲みやすい水にできます。

2. 経済的で環境にやさしい

浄水器のを使用することでペットボトルの購入回数が減り、環境への配慮につながります。夏場は特に水分摂取量が増えるため、ペットボトルを購入し続けるよりも経済的です。

3. 安全で高品質な水

日本の水道水は、ミネラルウォーターよりも多くの厳しい水質基準が設けられており、安全性の面では非常に高い水準にあります。ミネラル分は地域によって差がありますが、軟水である日本の水道水にも一定のミネラルが含まれています。浄水器を使えば、塩素やにおいを除去し、水道水本来の美味しさを引き出すことができます。