この春に生活環境がガラリと変わり、緊張によって睡眠のリズムが乱れていると悩んでいませんか?

生活環境の変化による不眠は、自律神経の乱れが原因のひとつと考えられています。

今回は不眠と自律神経の関係性、健やかな睡眠リズムを取り戻すコツをわかりやすく解説してみたいと思います。

不眠と自律神経の関係性とは?

睡眠リズムに密接なかかわりのある自律神経は、

  1. 朝から夕方までに優位に立ち、神経や脳をシャキッとさせる交感神経
  2. 夕方から夜間まで優位に立ち、心身をリラックスさせる副交感神経

 

のふたつから成り立っています。

新しい生活環境に慣れずにストレスや不安感があると、自律神経の働きが乱れて交感神経から副交感神経への入れ替わりがスムーズにならず、心身の緊張状態が続いて睡眠トラブルが起こりやすくなります。

生活環境の変化で眠れない、寝つきが悪いといったトラブルが起こるのは、ふたつの自律神経が働くべきタイミングで機能を活かせないことも原因になるのです。

自律神経を整えて健やかな睡眠リズムを取り戻すコツ

生活環境の変化による不眠は、自律神経を整えることで眠りのリズム・サイクルが安定してきます。

ここでは日常生活で手軽に実践できる、自律神経を整えて睡眠の悩みを解決する方法をまとめてみました。

深呼吸、腹式呼吸を習慣づける

睡眠時間になっても寝付けないと感じたら、脳や神経の緊張状態をほぐす、腹式呼吸や深呼吸を繰り返してみましょう。

この呼吸法は、自律神経に作用して交感神経から副交感神経への切り替えをスムーズにする方法と言われています。

朝日を浴びる

起床後に朝日を浴びることは、脳や神経に刺激を与え、睡眠リズムの乱れで同じように不安定になってしまった体内時計をリセットする効果が期待できます。

また朝日を浴びると、セロトニンという眠りの質にかかわりのあるホルモン分泌が活性化し、夜に分泌される睡眠ホルモン・メラトニンへの切り替えを助けてくれます。

ゆっくりと入浴する

入浴はカラダを温め、深く大きな呼吸が自然に促されるようになることで自律神経が整って質の良い眠りにアプローチできます。

入浴後はカラダが温まった状態でベッドに入ると、心地よい疲労感・温かさが質のよい眠りをサポートして快適な朝の目覚めにつながるでしょう。

まとめ

生活環境の変化による緊張や不安感は、自律神経を整えて質の良い睡眠リズムを取り戻すことで解消しやすくなります。

時間の経過とともに心身が新しい環境に慣れていくものだと気持ちをラクにして、ぐっすり眠れる毎日を早めに取り戻してくださいね。

参考:安眠道鍼療院 自律神経コラム「不眠の原因は自律神経の乱れ?関係性と健やかな眠りを取り戻す解決策!」

www.anmin-do.jp/column/entry/post-108/

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