寒さが気になる季節のマストなアイテム、カイロは、単純にカラダを温めるだけではなく女性に多い不調のケアに役立つ貼り方があります。
今回はカラダの不調別に見る、正しいカイロの貼り方をご紹介。
カラダを温め心身のリラクゼーションにもつながるカイロの上手な使い方をぜひ参考にしてくださいね。
カラダ全体の冷えが気になる時
冬の寒さによってカラダ全体の冷えが気になる時は、背中や肩甲骨の間にカイロを貼ることがおすすめです。
この理由は、背中や肩甲骨まわりにはカラダの中でももっとも大きい筋肉が存在し、カイロで温めることで血液の流れを活性するため。
背中や肩甲骨まわりに存在している筋肉は範囲が広い分、カイロを貼ると血液が集中して全身の保温にアプローチできますよ。
腹痛や生理痛が気になる時の貼り方
腹痛や生理痛は、
- 腹痛:胃腸の過剰な運動や筋肉の収縮によるもの
- 生理痛:子宮の活発な収縮や痛みの誘発物質となるプロスタグランジンの発生によるもの
が原因と言われています。
おへその当たりにカイロを貼ると、お腹全体を温めて筋肉の過剰な収縮運動を和らげ、血流を促して痛みを流す効果が期待できます。
風邪対策に効果的なカイロの貼り方
冬の寒さが原因の風邪対策におすすめのカイロの貼り方は、首の後ろにあるツボ・大椎とよばれるツボに貼ることが効果的です。
大椎は細かな神経や血管、ツボが数多く存在しているため、カイロを貼って温めることで血液の流れが活性化し、風邪の典型的な症状となる悪寒や頭痛のケアに役立ちますよ。
足元の冷えに効果的なカイロの使い方
足元は血液を運ぶ役割のある、心臓から離れた場所にあるため、ささいなきっかけでも冷えが長引く部位と言われています。
くるぶしの内側にカイロを貼ると、第二の心臓と呼ばれ血液を運んで全身の保温にアプローチするふくらはぎに温かさが伝わり冷えの緩和に役立ちます。
腰痛が気になる時のカイロの貼り方
長時間のデスクワークや運動不足による腰痛には、おへその真裏・背骨の上の命門というツボにカイロを貼ることが効果的です。
このツボは腰痛による足腰のだるさを緩和し、大きめのカイロを横向きに貼ることが痛みや冷えの緩和に効果的です。
まとめ
カイロは寒さが気になるこの季節、繰り返し使うことが多いアイテムでもあります。
カラダの気になるトラブルに合わせてカイロを上手に活用し、冷え知らずのポカポカ体質をキープし続けていきましょう。
参考:ホットペッパービューティー 然のブログ「≪目的別マニュアル≫カイロを貼るのはどこがいい?」
beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000290444/blog/bidA060918745.html