お肌悩みに合わせて新しい化粧品を使用した後、お肌に赤みやかゆみ、ポツポツが出てしまい、もうこの化粧品が使えないのではないかとショックを受けた経験はありませんか?
化粧品変更後のお肌トラブルは、お肌が新しく生まれ変わるための好転反応である可能性が。
今回は新しい化粧品を使った後によく見られる、お肌の好転反応と肌荒れの違い、対処法について解説してみたいと思います。
化粧品変更後のお肌の好転反応とは?肌荒れとの違い
新しい化粧品に変えて使用した後に赤みやポツポツが出るのは、
- 皮膚がやわらかくなる
- 血行が促進されて毒素や老廃物が浮き上がる
- 毛穴が開く
といった原因があり、この過程は新しい化粧品の成分をお肌が受け入れようとして起こりえる状態のことを言います。
これまではもともとの化粧品でAという成分を補い、お肌はこの成分に馴染んで安定していた状態。
ですが、新しい化粧品のBという成分が浸透すると、一時的にお肌がびっくりした状態になって好転反応が出やすくなります。
化粧品を変えた後の好転反応は、使用後しばらくしてから出ることが一般的で、肌荒れの場合は使用後すぐに赤みやかゆみ、ポツポツなどのお肌トラブルが出る明確な違いがあります。
肌荒れの場合は新しい化粧品の成分にお肌が拒否反応を起こしたようになり、赤みやかゆみ以外にもヒリヒリした状態が長く続くため、好転反応と肌荒れの見極めは意外にシンプルと言えるでしょう。
お肌の好転反応が出た場合の対処法
新しい化粧品を使って好転反応が出た場合は、
- もともとの化粧品と併用しながら使い、徐々に新しい化粧品に変えていく
- お肌を冷たいタオルで冷やす
ことが最適な対処法になります。
新しい化粧品を使ったばかりのお肌は、その成分に馴染むまでに時間がかかって好転反応を起こしてしまうため、一気に化粧品を変えるのではなく、
- 化粧水や乳液はもともとの化粧品を使う
- 美容液やクリームを新しい化粧品に
という工夫のある組み合わせをすると、お肌に過剰な刺激を与えることなく徐々に新しい化粧品に慣れさせていくことができます。
また好転反応はお肌のめぐりが活性化して毛穴が開き、一時的な炎症状態にあります。
冷たく冷やしたタオルでお肌をクールダウンさせると、血管が閉じで過度になった血流が遮られるため、透明感のある肌色に戻りやすくなるでしょう。
まとめ
40~50代女性のお肌は年齢を重ねたり、ホルモンバランスや睡眠の質で肌質が細かに変化していきます。
新しい化粧品に変える際には好転反応が出ることを考慮しながら、刺激や摩擦を与えない、やさしさ第一のスキンケアを心がけてくださいね。
参考:ネイリストジョブ「スキンケアを変えた後の肌荒れは好転反応かも!見極めのポイントは?」
www.nailist-jobs.jp/スキンケアを変えた後の肌荒れは好転反応かも!