屋外で長時間、アクティブに過ごすことが増えてくるこの季節、塗布していた日焼け止めが汗で落ちたり、塗り直しを忘れてしまって、うっかり日焼けした経験はありませんか?
40~50代の女性は、お肌の新陳代謝が低下した状態でもあるため、紫外線ダメージによるうっかり日焼けはシミやくすみにすぐにつながってしまうと考えられています。
ここではうっかり日焼けしてしまったお肌をいたわり、紫外線ダメージから守るための正しいお手入れ法をご紹介してみたいと思います。
うっかり日焼けに気づいたら…すぐにしておきたい正しいお手入れ法
紫外線ダメージによってうっかり日焼けし、お肌に赤みが目立っているときは、どんなスキンケアが最適なのか悩むこともあるでしょう。
うっかり日焼け後はシミやくすみを予防するためにも、早めに紫外線ダメージからお肌を守るお手入れをしておくことが重要です。
ここでは紫外線ダメージを受けてうっかり日焼けしてしまったお肌に、正しいお手入れ法をわかりやすくお伝えしてみたいと思います。
冷たいタオルでお肌をクールダウン
紫外線を浴びて日焼けしてしまったお肌は、お肌の内部で炎症が起こり、やけどと同じ状態にあると考えられています。
このタイミングでいきなりスキンケアをしてしまうとお肌に負担がかかって赤みやヒリヒリ、痛みなどが起こりやすくなるため、まずは熱と炎症を鎮静化するクールダウンを行いましょう。
冷水で冷やしたタオルをお肌にやさしく当て、10分程度そのままにしておくクールダウンは、紫外線ダメージによるお肌の炎症の緩和にアプローチできますよ。
お肌のバリア機能を高めるスキンケアを
冷たいタオルでのクールダウンでお肌のほてり、赤みが収まったら、次は紫外線ダメージに強いお肌を育てていくための、バリア機能向上に役立つスキンケアを行いましょう。
うっかり日焼けしたお肌は、内部に存在しているうるおいや栄養が失われた状態にあるので、角質層に水分を溜め込む作用のある、
- セラミド
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
配合のオールインワンジェルなどで丁寧に保湿をします。
日焼け後のお肌はいつも以上にデリケートな状態になっているため、あれこれ化粧品を使うと摩擦や刺激が生じてシミ・くすみの原因になることも。
みずみずしく伸びが良いオールインワンタイプの化粧品なら、ひとつで日焼け肌のトータルケアが可能になるため、常備しておくことがおすすめですよ。
日焼けによる痛みやかゆみがある場合の対処法
うっかり日焼け後のお肌は、痛みやかゆみが出てしまうこともめずらしくはありません。
この場合はかゆみや痛みの原因を取り除く、抗炎症成分が配合された塗り薬・軟膏を使うようにしましょう。
まとめ
うっかり日焼けしてしまった後のお肌は、72時間程度でメラニンの働きが活発になり、シミやくすみを増やすと考えられています。
うっかり日焼けに気づいたら、できるだけ早めに集中的なクールダウン・保湿を行って、シミやくすみを増やさない理想の肌質に整えていってくださいね。
参考:医肌研究所「うっかり日焼けは即シミに?紫外線を浴びたダメージ肌のケア方法」
medical.shiseido.co.jp/ihada-lab/article/ih38.html