本格的な夏が到来した今、子どもの熱中症にいつも以上に敏感になっている親御さんも多いことでしょう。
夏は子どもにとっても開放的な気分になり、行動が活発になって熱中症にかかるリスクが高まる季節でもあります。
子どもの安全と健康を守るために、ここでは親が知っておきたい子どもの熱中症対策と水分補給の重要性を押さえておきましょう。
子どもの熱中症対策に必要なこととは?
子どもは大人に比べると熱中症への意識がまだまだ低く、自ら積極的に熱中症対策をすることが難しいケースがあります。
常に子どもの心身のコンディションを把握しておくためにも、ここでは子どもの熱中症のリスクを抑える、必要な対策を見ておきましょう。
服装を工夫する
強力な紫外線の暑さから子どもの身を守るためにも、
- サイズのゆったりとした衣類を着せる
- 通気性のある涼しい服を着せる
ように心がけ、特に熱がこもりやすい後頭部や首も暑さからガードできるようなつばの大きい帽子をかぶせるようにしましょう。
暑さに強いカラダをつくるための生活習慣に整える
デリケートな子どものカラダを熱中症から守るためには、
- 3食しっかりと食事を摂る
- 熱中症対策に良いビタミン、ミネラル、たんぱく質を補う
- 自律神経を整える良質な睡眠リズムの確保
といった規則正しい生活習慣を維持していくことが重要です。
子どもの様子を常に気にかけておくこと
子どもは自分自身で体調のコントロール・管理ができないため、常に親御さんは子どもの様子を気にかけておくようにしましょう。
これまでよりも異常に汗をかいていたり、顔の赤み・蒼白なども熱中症のサインと言えるため、常に異常がないか目の届くところで見守るようにしましょう。
子どもの熱中症対策に|必要な水分補給量は?
子どもの熱中症対策の基本となる水分補給は、どのタイミングでどれくらいの水分を補給しておくことがベストなのでしょうか?
脱水や熱中症はのどの渇きを感じた時点で始まると言われているため、
- こまめにコップ1杯分(200ml)程度の水を飲ませること
- 朝、昼、夕、寝る前とこまめに水分補給を行う
ようにしましょう。
また人間のカラダは1日でおよそ2000~2500程度の水分が失われると考えられているため、食事以外からの水分は1000mlを目安に補給するようにしましょう。
まとめ
子どもの熱中症は子ども自身に大きなダメージが加わり、心身のバランスが崩れてしまう心配があります。
暑さが厳しくなる一方のこの季節、熱中症対策に必要な服装や生活習慣、水分補給の対策をもう一度チェックして、子どもの健康と安全を維持し続けてくださいね。
参考:くらしスタイル研究所「暑さに負けない!子どもの熱中症対策と水分補給について」
osoujihonpo.com/lab/kids/post-1664/#熱中症予防のポイント6つ