洗い物や洗濯などの家事、さらには頻繁なアルコール消毒液の使用で、手肌のカサカサ・赤みが気になっている40、50代女性は多いのではないでしょうか?
今回は年齢を感じさせないなめらかな手肌を取り戻すためのハンドケアと、生活習慣のポイントをわかりやすくご紹介します。
カサカサや赤みが気になる手肌に|正しいハンドケアを解説
熱すぎるお湯で手を洗わないこと
湯温の高いお湯で手を洗ってしまうと、手肌の内部に保持されていたうるおいが洗い流されてしまい、乾燥や赤み、ヒリヒリの原因になることがあります。
毎日の手洗いでは湯温に気を付け、手肌のうるおいを守る38℃程度のぬるま湯で手洗いを行うようにしましょう。
ジェルタイプのアルコール消毒液を使う
コロナ禍の影響で頻繁に使うアルコール消毒は、ジェルタイプのものを選ぶことがおすすめ。
ジェル仕様のアルコール消毒液は水分を含む質感で乾燥しやすい手肌に馴染みやすく、うるおいを補いながらの殺菌・除菌ができます。
さらにジェル仕様のアルコール消毒液はヒアルロン酸などの保湿成分を含んだ商品が多数のため、低刺激なやさしい使用感で、荒れやすい手肌への刺激が少ないと言われていますよ。
ハンドクリームの前に化粧水を馴染ませておく
手肌は顔に比べると、皮脂腺が少ない分すぐに乾燥しやすい肌質でもあります。
手肌の乾燥を防ぐために、手洗いをしたらお肌と同じように化粧水を馴染ませて保湿をしておきましょう。
すると次に使うハンドクリームの馴染み・伸びが良くなり、ハンドケアが時短になるメリットがありますよ。
ハンドクリームの上手な選び方
美しい手肌の基本となるハンドクリームは、肌状態に応じた成分が配合された商品をを選ぶことがポイントになります。
手肌のトラブルに応じたハンドクリームの成分をチェックしておきましょう。
- 手の乾燥が著しい時:ヒアルロン酸やグリセリン、セラミド配合
- 手肌にヒビやあかぎれがあるとき:グリチルリチン酸ジカリウム、dl-カンフル配合
- 手肌のくすみや色ムラが気になるとき:ビタミンCや尿素配合
睡眠中は手袋をして集中ケア
睡眠中に手袋をしておくと、それまでのハンドケアで補った成分がお肌の深部にまで浸透し、保持できるため、翌朝にはしっとりなめらかな手肌への修復が期待できます。
まとめ
意外に目につきやすい手のカサカサや赤みのトラブルを、お伝えしたハンドケアで解消して、年齢を感じさせないなめらかな手肌を取り戻してくださいね。
参考:ユースキン 肌育研究所「なぜ?ひどい手荒れは習慣から改善!ハンドクリームの選び方と使用ポイント」
www.yuskin.co.jp/hadaiku/detail.html?pdid=56#i-2