水道水には感じられないクリアな味わいが魅力のミネラルウォーターは、軟水・硬水にかかわらず、美容に良いと言われている成分が豊富に含有されています。

ここではミネラルウォーターを飲みながらお肌のコンディションを整えるべく、主な成分と美容の関係性を学んでみましょう。

カルシウム

ミネラルウォーターに含有されているカルシウムは、人間の体内の中にもっとも多く存在するミネラルです。

カルシウムは骨の健康に良いというイメージが一般的ですが、お肌のターンオーバーをスムーズに進めるための欠かせない成分と言われています。

お肌のターンオーバーは、28日+年齢と、年齢を重ねるごとにそのサイクルが遅くなってしまうため、ミネラルウォーターでのカルシウムの摂取は美容に必須と言えるでしょう。

ナトリウム

ナトリウムは、お肌の水分バランスを適切に保持したり、水分不足の原因となる体液が弱アルカリ性から酸性に傾いてしまうのを防ぐ役割があります。

さらにナトリウムは、肌内部に存在しているヒアルロン酸と結びつき、保水を高める効果も期待されています。

カリウム

ミネラルウォーターに含まれているカリウムは、体内に溜め込まれたままの余分な水分・塩分を代謝し、カラダの外側に排出するため、フェイスラインのむくみやゆるみなどのケアに役立ちます。

むくみは血管やリンパ管が圧迫され、お肌の内部に老廃物・毒素が溜め込まれたままの状態。

そのため、ミネラルウォーターからのカリウム摂取は、美容のデトックスに良いと考えられています。

カリウムにはその他にも、体内の水分量のバランスを整え、お肌に必要な水分のみを貯水する働きがあることから、乾燥が気になる肌質にも欠かせない成分となっています。

マグネシウム

マグネシウムはカルシウムが体内でしっかりと働きかけるようにサポートする役割があり、お肌のターンオーバーの活性に副次的にアプローチします。

天然の下剤とも呼ばれ、食物繊維よりも活性力があるマグネシウムは、腸内環境を健やかに整えることから、ニキビや肌荒れ、吹き出物などのお肌トラブルの予防に良い成分と言われています。

まとめ

美しく健やかなスキンコンディションを維持するためには、お肌の内側からも美容に良い成分を補うことが大切です。

ミネラルウォーターの摂取は美容ばかりではなく健康に良い成分をバランス良く補うことができる、手軽で最適、続けやすい方法だと感じられるのではないでしょうか。

参考:サントリー「水大辞典」

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