水分摂取は「飲むだけ美容」と言われるほどにお肌のより良い変化が期待できる手軽な美容法。
ただ、美容に良い水分補給でも飲む水の温度によってはお肌に負担がかかってしまうこともあるんです。
美容に良いのは冷水なのか常温なのか、水の温度と美容の関係性をわかりやすくお伝えしてみたいと思います。
冷水は美容に良くない?気になる原因を解説
冷たく冷やした水は、クリアな飲み口と爽快感が魅力でもあるので、美容にも良いイメージがあるような気がしますよね。
ですが実は、冷水を飲み過ぎてしまうと、お肌に良くない影響が出ることも…。
ここでは冷水がなぜ美容に良くないと言われているのか、気になる原因を一緒に見ていきましょう。
冷水は肌色のくすみにつながる
お肌には細かなリンパ管・血管が集中して存在し、冷水の影響をダイレクトに受けやすいと考えられています。
冷たい水を飲み過ぎてしまうと、リンパ管・血管が縮小してめぐりが不安定になるため、肌色がくすみ、不健康なイメージにつながってしまう心配もあるのです。
冷水は肌荒れの原因にも
冷たい水を頻繁に飲んでしまうと、内臓が冷えること便秘・下痢などのお腹のトラブルが起こりやすくなります。
美容と密接なかかわりのある腸は、冷えによって余分な老廃物を溜めこむと皮膚の表面に肌荒れや大人ニキビ、吹き出物が出やすくなるため、冷水の摂取は美容に良くないと考えられているのです。
美容に良いのは常温!理由と最適な水の温度とは?
冷水は、お風呂上がりやスポーツ後、高温が続く季節など、カラダが温まっているタイミングでの摂取では美容にそこまで悪い影響がないと言われています。
ただお肌への影響を考えると、日常的に飲んでおきたいのはやっぱり常温。
そこでここからは、美容に常温の水が良い理由と、最適な水の温度についてお伝えしてみたいと思います。
常温水は内臓の正常な働きを維持するため
常温の水は内臓に負担がかからず、正常な働きを維持して、体内のサラサラ・めぐりの良い状態に整えてくれます。
常温の水の補給でカラダの内部が整うと、お肌に必要なうるおい・栄養が貯水されるようになり、ツヤやハリ、透明感のある美肌に導かれていきます。
美容に良い水の温度は37~38℃
美容に良い水の温度は37~38℃で、水のクリアな爽快感とほのかな温かみを感じやすい温度と考えられています。
また37~38℃の常温水は、内臓がもっとも活発に働くことのできる温度と言われているため、冷たさよりもほのかな温かみを感じられる常温水に調整しながら美容に役立ててみましょう。
まとめ
美容に良い水分補給はこまめさと常温、温度にも気を配った摂取が重要なポイントになるんですね。
飲むだけ美容の手軽さをいっそうに実感するため、今日からの水分補給はぜひ温度にも気を配ってみてくださいませ。
参考:いまをアルク「常温の水 ダイエット効果を含むメリットを徹底解説【身体に良いといわれる理由】」
imawo.alc.co.jp/drinking-water3/