女性だから知っておきたい骨の健康
女性は男性に比べて、骨密度が低下しやすく「骨粗しょう症」になりやすいのをご存知ですか?
この病気は、骨内部の状態が変化する病気なので、特に目に見えて表面的な変化があるわけではありません。
初期段階では自覚症状もなく、病気が進行してしまい骨折するまで気づかなかったという人も多いです。
では、なぜ骨粗しょう症は女性に多いのでしょう?
それは女性ホルモンが大きく関係しているからです。
実はこの病気は、女性が閉経後に発症することが圧倒的に多いのです。65歳以上の女性の2人に1人がこの病気を患っているとも言われています。
閉経後には、骨の健康に重要な役割をもつ女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が、閉経前の約10分の1に減少してしまいます。
このことが骨に大きな影響を与え、骨密度を低下させてしまうのです。
産後の女性・更年期の女性は特に注意が必要
女性ホルモンの低下による骨密度の減少は、閉経後の更年期の女性はもちろんですが、産後の女性も注意しなくてはなりません。妊娠中は胎児に十分な栄養を届けるために、エストロゲンが上昇し母体の骨密度はある程度は保たれています。
しかし、出産後はエストロゲンが低下することで母乳がつくられやすくなります。
この骨密度が低下しやすい状態のまま、授乳がはじまり母乳産生のためにさらにカルシウムが出ていきます。
授乳が終わると、ある程度母体の骨密度は回復するようになっています。
ですが、授乳期間が長いとそれだけ骨密度は低減してしまう傾向があり、中には回復が難しいという状態になってしまうこともあります。
このように、女性は骨の健康に気をつけなければならない状況が多いのです。
女性らしい健康な骨を保つなら大豆イソフラボン
女性が骨の健康を保つためには、女性ホルモンの中でもエストロゲンの働きが重要になります。
フラボノイドの一種である「大豆イソフラボン」は女性ホルモンと似た働きをするため「植物性エストロゲン」とも呼ばれています。
ダイエットや閉経など女性ホルモンの欠乏による骨粗しょう症を発症した女性が、大豆イソフラボンを摂取したことで、イソフラボンが骨からカルシウムが流出するのを抑制したという実験結果も報告されています。
この結果からもわかるように、骨の健康を保つために大豆イソフラボンは効果的なのです。
また、「植物性エストロゲン」には抗酸化物質も含まれているため、アンチエイジングなどの美容にも効果的だと言われています。
大豆イソフラボンには、骨の健康はもちろん美容面でも嬉しい効果があるので、女性ならば積極的に摂取したい栄養成分です。
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