年齢を重ねると、背中まわりの贅肉がつきやすくなり、後ろ姿の印象を気にすることもあるのではないでしょうか?
美しい姿勢や引き締まった姿勢は、40~50代女性の年齢を感じさせない若々しい印象をキープする、重要な要素になります。
今回は背中まわりに贅肉がつきやすくなる原因と、後ろ姿を美しく整えるための姿勢や運動のポイントをお伝えしてみたいと思います。
背中まわりに贅肉がつく原因とは?
年齢を重ねるたびに、背中に贅肉がつきやすくなるのは、
- 姿勢の乱れ
- 運動不足
- ストレス
という3つの原因が考えられています。
姿勢が乱れると、頭が前に出て肩が丸くなった体勢が常となり、背中や頭の重さが上半身に強い負荷をかけて贅肉がつきやすくなります。
また運動不足が慢性的になっていると、背中を支える筋力の低下、骨が弱くなることで皮膚がたるみ、後ろ姿が老けた印象に変わってしまうことも。
さらにストレスを感じやすい40~50代女性は、常に緊張状態となってカラダがこわばり、血流が妨げられて老廃物・毒素の蓄積によって背中に贅肉がつきやすくなるのです。
後ろ姿を美しく整える姿勢と運動のポイント
普段はあまり意識しない後ろ姿でも、まわりからは目につきやすい部分でもあるため、ここでは美しい背中まわりに引き締めていくための姿勢と運動のポイントを見ていきましょう。
正しい姿勢に整えるコツ
背中まわりのしなやかさを活かす正しい姿勢は、
- 骨盤を立てる
- 胸を軽くそらす
- 顎を軽く引く
- 上から1本の糸でつられているようなイメージを持つ
という4つのポイントが重要で、この条件がクリアできると骨盤と内臓の位置が正しい場所に戻り、立ち姿勢もきれいに整えることができます。
スマホやパソコンの長時間の使用は、カラダのコリやこわばりをほぐそうとしてつい猫背になることがあるため、使用時間を調整して姿勢が乱れないよう注意しましょう。
背中痩せに効果的な運動
背中はカラダの中でもっとも大きな筋肉が存在しているため、この部位を運動で鍛えると全身を支える筋力がついて美しい後ろ姿に整っていきます。
背中痩せと正しい姿勢を支える筋肉育成に役立つ、以下のトレーニングを習慣づけてみましょう。
- 頭、お尻、背中を壁に添えて立つ
- 足を肩幅に広げて腕を上げ、ゆっくり息を吐きながら腕を下ろす
- 肩甲骨が動いていることを意識し、腕の上げ下げを5回程度繰り返す
まとめ
40~50代女性は、若い頃に比べると代謝低下によって背中まわりに余分な脂肪がつきやすくなります。
正しい姿勢と適度な運動を習慣にしながら、後ろ姿から魅力的な女性を目指していきましょう。
参考:Domani「背中痩せがしたい!背中に効く筋トレやストレッチ、お肉を落とす食事法」
domani.shogakukan.co.jp/285388