適切な飲酒はストレスを解消したり、血行促進や冷えの緩和に役立つメリットがあります。
これまでよりも外出時にお酒を飲む機会が増えるこの季節、今回は心身の健康に気を配った正しいお酒の飲み方を解説していきたいと思います。
カラダとココロの健康に気を配ったお酒の飲み方
カラダとココロの健康に気を配ったお酒の飲み方を押さえておくと、二日酔いの予防やコミュニケーションの活性化など安心で楽しい飲酒時間を過ごすことができます。
ここでは心身の健康に気を配った、お酒を飲む適切な量やタイミングの飲み方を一緒に見ていきましょう。
純20gを目安にお酒を飲むこと
二日酔いの影響を少なくし、お酒が持つ血行促進やストレス解消のメリットを実感するためには、純20gのアルコール摂取量が推奨されています。
アルコールの純20gは、
- ビール:ロング缶1缶の500ml
- 日本酒:1升の180ml
- ワイン:グラス2杯弱の200ml
が目安となるため、飲酒時はこの量を意識してお酒を飲むようにしましょう。
タンパク質やカルシウムを含むおつまみと飲む
アルコールには、タンパク質やカルシウムの吸収を阻害したり、分解してしまう作用があります。
お酒を飲む際には栄養のバランスを考慮し、
- タンパク質を含むナッツやチーズ
- カルシウムの含有が多い小魚
といったおつまみを摂り入れてバランスを整えるようにしましょう。
空腹時の飲酒を避けること
アルコールは空腹時に特に体内への吸収スピードが強くなり、二日酔いや悪酔いの原因になってしまいます。
お酒を飲む際はできるだけ空腹時を避け、食事やおつまみを一緒に摂ることで適量に調整することができます。
水を一緒に飲むこと
アルコール度数の高いお酒は胃腸への刺激が強いと言われています。
胃腸への刺激を和らげるために、アルコール度数の高いお酒を飲む際には和らぎ水と呼ばれるチェイサー(水)を交互に飲んで、アルコールの影響から内臓を守るようにしましょう。
週2回は飲酒を休むこと
適量であっても毎日お酒を飲み続けてしまうと、胃腸や肝臓への負担が強くなります。
週に2回程度、飲酒を休む休肝日を組み入れると内臓の健康を守ることができ、過度なアルコール摂取の予防や改善にもアプローチできるでしょう。
まとめ
心身の健康に気を配った、正しいお酒の飲み方について解説してきました。
お酒を飲むシチュエーションを楽しいひとときに変えていくために、これまでの飲酒量や習慣の見直し改善を始めてみてくださいね。
参考:サントリーウエルネスonline「健康に配慮した飲酒(アルコール)の量とは?適切なお酒の飲み方について解説」
www.suntory-kenko.com/column2/article/6638/