春に旬となる春野菜は他の季節に採れた野菜よりも、栄養が豊富で甘みが強く、食感がやわらかいといういくつもの特徴があります。
心身のゆらぎが気になる春の内側からのケアに、今回は春野菜がおすすめの理由や主な種類、注目の栄養成分をわかりやすくご紹介していきたいと思います。
春野菜の特徴とは?
この季節に旬となる春野菜には、
- 老廃物の排出や新陳代謝を助ける「植物性アルカロイド」が豊富に含有されている
- 血行促進、抗酸化作用のある香り成分、「テルペン類」が豊富に含まれている
という特徴があります。
また春野菜は、体内のバランスを整えるビタミンや食物繊維、ミネラルが豊富に含まれていることから、この時期の心身の健康管理に積極的な摂取が推奨されています。
春野菜の種類と栄養、おすすめの食べ方
2~5月にかけてが旬となる春野菜について、代表的な種類と栄養、おすすめの食べ方をご紹介してみたいと思います。
菜の花
春の訪れを感じさせてくれる春野菜・菜の花は、見た目の美しさが食卓を彩る種類です。
菜の花はほうれん草の約4倍ものビタミンCが含有されているため、紫外線ダメージが徐々に強くなる春のお肌のケア、疲労回復に役立ちます。
軽く茹でて冷水に浸したおひたしは栄養が失われにくく、菜の花のやわらかい食感を楽しめるおすすめの食べ方となっています。
あしたば
青汁の原料として使われることが多いあしたばは、女性のアンチエイジングに役立つカルコン・クマリンという抗酸化作用成分が豊富に含まれています。
ほのかな苦みが料理のスパイスになるあしたばは、サラダや胡麻和えなどのレシピがおすすめで、美容や滋養強壮にも効果的です。
春キャベツ
葉がやわらかく他の季節に採れるキャベツに比べても、鮮やかな色合いが特徴的な春キャベツ。
この春野菜には血栓の予防に効果的なビタミンKやむくみの改善・予防に役立つカリウムが豊富で、生ではもちろん蒸す・炒めるといったさまざまな調理法で美味しく手軽に食べることができます。
まとめ
旬の春野菜は、美容や健康、メンタル面のケアを美味しく手軽に続けられる理想の食材です。
今日からの食事に春野菜を積極的に摂り入れて、カラダの内側からの美容や健康に役立てていきましょう。
参考:山梨県厚生連「栄養満点!春野菜を食べて健康に」
www.y-koseiren.jp/special/food_nutrition/3036#:~:text=春野菜は、ビタミン、ミネラル,を万全にしましょう。