40~50代女性は更年期の症状が気になりつつも、生理があることも通常なので、両方にアプローチした対処法がないかと悩んでいませんか?
生理期間を穏やかに過ごすためには、更年期と同じようにホルモンバランスや自律神経の乱れを改善することがポイントになると言われています。
ここでは40~50代女性の生理期間について、痛みやストレスを緩和するおすすめの対処法をまとめてご紹介します。
穏やかな生理期間を過ごすための対処法
腹痛や頭痛、イライラなどを感じやすい生理期間について、穏やかな心身を取り戻すためのセルフケアを一緒に見ていきましょう。
お腹や腰を温める
生理期間中は、痛みの誘発物質と言われているプロスタグランジンの分泌によってお腹や腰の鈍い痛みを感じることがあり、筋肉が緊張状態にあります。
大きな筋肉が存在している腰やお腹まわりを温めることで全身の緊張や痛みが和らぐため、カイロの使用や湯船に浸かる入浴を習慣化していきましょう。
鎮痛剤の服用
鎮痛剤は副作用が強いイメージがありますが、用法や用量を守ることで痛みの原因物質となるプロスタグランジンの発生を抑える効果が期待できます。
生理による頭痛や腹痛を感じたら、決して無理をせず鎮痛作用のある薬を正しくのんで安静を保つようにしましょう。
リラックスできる時間を増やしていく
生理によるストレスは生理痛や腰痛、頭痛を強くさせると言われています。
好きな音楽を聴いたり、カラダを温めるハーブティーなどを摂り入れて、リラックスできる時間を積極的に増やしていきましょう。
するとリラクゼーション作用のある副交感神経が優位に立ってイライラや不安感のケア、血管拡張による保温効果が期待できます。
ストレッチを行う
カラダを大きく伸ばすストレッチは、生理中の痛みの原因となる筋肉のこわばりをほぐし、血行を促すため痛みの物質が流れ出やすくなります。
血液循環が滞っていることも生理期間の体調不良・冷えの原因になるため、適度にカラダを伸ばすストレッチを行いましょう。
まとめ
生理と更年期両方の不調が出やすい40~50代は、心身をいつも以上にいたわるケアが改善のポイントになります。
ご紹介した生理期間におすすめのセルフケアを試しながら、軽やかな心身を早めに取り戻してくださいね。
参考:GUNZE 着心地プラス「毎月やってくる憂鬱な生理痛。快適に過ごすためのセルフケア7選」
www.gunze.jp/kigocochi/article/1h202101-03/