インフルエンザは季節にかかわらずに流行し、大人よりも抵抗力が弱く、免疫機能が成長過程にある子どもにかかりやすい傾向にあると言われています。
大切な子どもの健康と安全を守るために、ここでは今日から始めておきたい子どものインフルエンザ対策を一緒にチェックしておきましょう。
子どもをインフルエンザから守るために|親がしておきたいインフルエンザ対策
厳しい暑さでクーラーをフル稼働することが多い中、室内はクーラーの使用によって乾燥しやすい状態になり、その状態がインフルエンザ感染のきっかけになってしまうことがあると考えられています。
ここでは子どもをインフルエンザから守るため、親が早めにとっておきたいインフルエンザ対策の基本をお伝えしてみたいと思います。
正しい手洗いを覚えさせること
子どもは好奇心が旺盛なので、触れてよいもの・触れてはいけないものの判断ができないことがあります。
インフルエンザはさまざまなものに触れることで感染しやすくなるため、
- 食事の前後
- 帰宅後
- おもちゃで遊ぶ前、遊んだ後
などは子どもに手洗いをするよう声掛けをし、親も一緒にこまめな手洗いを行うようにしましょう。
また子どもが頻繁に触れる場所、おもちゃなどのアイテムを早めに把握して、除菌シートなどを使っていつも清潔な状態に整えておくようにしましょう。
健康管理を徹底する
子どものインフルエンザは、特に免疫力が低下している時にかかりやすくなると考えられています。
十分な睡眠を取ることや、カラダの免疫機能の70%が集中している、腸の健康に良い食生活、適度な運動をさせて、免疫機能を高める生活を心がけていきましょう。
室内を適度に加湿すること
クーラーのフル稼働によって室内が乾燥すると、のどにウイルスが付着しやすくなると言われています。
子どもがインフルエンザにかからないよう、室内の加湿にも気を配り、50~60%の湿気を保ってのどや皮膚を乾燥から守るようにしましょう。
不要不急の外出を避ける
インフルエンザはものに触れた時、飛沫感染が主な原因と考えられています。
そのため不要不急の外出を避けたり、人が多く集まる場所に頻繁に出向かないよう心がけながら、家の中でも子どもが楽しめる遊びの工夫、アイディアをいくつも持つようにしましょう。
まとめ
子どもの心配なインフルエンザ対策は、まだまだ油断できないコロナ予防にもアプローチできる有効な方法です。
子どもの健康と安全を維持し、健やかな成長を見守り続けていくためにも、室内・外出時にできるインフルエンザ対策を早めに行ってくださいね。
参考:政府広報オンライン「インフルエンザの感染を防ぐポイント「手洗い」「マスク」「咳(せき)エチケット」」
www.gov-online.go.jp/useful/article/200909/6.html