見聞きすることが多い美白有効成分でも、種類や効果に関してはまだまだ未知な部分があるのではないでしょうか?
今回は40~50代女性のシミの予防に役立つ、美白有効成分の主な種類とそれぞれに期待できる効果を解説。
シミの予防に最適な美白化粧品を選ぶため、種類別の特徴や効果をぜひ参考にしてくださいね。
美白有効成分とは?
美白有効成分とはシミのあるお肌専用の化粧品に配合された成分のことを言い、
- シミの原因となるメラニン色素の発生を抑制する
- シミやそばかす、くすみの予防に働きかける
- シミやそばかす、くすみの予防効果が厚生労働省によって認可されている
といった特徴があります。
美白有効成分は現在までに20程度の種類が展開され、化粧品メーカーや製薬会社が発見した成分は、シミの予防はもちろん、お肌への安全性も長い研究機関を経て認可されたものとなっています。
美白有効成分の主な種類と期待できる効果
シミやくすみ、そばかすの予防に効果的な美白化粧品に配合された美白有効成分には、
- お肌のターンオーバーを整えてメラニンの排出を促す
- 紫外線やお肌への摩擦、刺激が原因で発生するメラニンを抑制する
- シミを薄くする効果が期待できる、メラニンを還元するもの
といったさまざまなタイプが存在しています。
ここではこのタイプに応じた、主な美白有効成分の種類と特徴を見ていきましょう。
ビタミンC誘導体
一般的なビタミンCは、お肌の深部へ浸透することが難しいとされていますが、ビタミンC誘導体は安定性と浸透力に優れた美白有効成分。
シミの原因となるメラニンの発生を抑制したり、コラーゲンを産生してお肌にツヤや弾力を与えるため、シミ以外にもシワが気になる40・50代女性に適した美白有効成分となっています。
トラネキサム酸
うっかり日焼けなどでできてしまったシミは、炎症によって赤みを帯びることもめずらしくはありません。
トラネキサム酸は、皮膚の内部で過剰に発生している炎症状態のメラノサイトの働きを鎮静する作用があり、女性ホルモンの乱れが原因で起こるシミにも有効と考えられています。
コウジ酸
コウジ酸は日本で発見された美白有効成分のため、日本人の肌質に適した種類として認可されています。
コウジ酸はメラニンの生成にかかわりのあるチロシナーゼ酵素の働きを抑制し、シミの予防をはじめ、黄色っぽくくすんでしまった肌色のケアにも有効です。
まとめ
40・50代女性のシミ予防・改善に役立つ美白有効成分。
種類別の特徴と期待できる効果を見直しながら、適切な美白化粧品で透明感のある美肌を取り戻していきましょう。
参考:Mag by CUORE「美肌の味方「美白有効成分」とは?」
cuore-beauty.co.jp/mag/column/detail/15