心身ともに揺らぎやすいマタニティ期間を健康に、安心して過ごすために、日々摂取する水はどんな種類を選ぶのがベストなのでしょうか?
ここでは妊娠中に安心して飲むことができ、赤ちゃんの成長を促したり水分補給による癒しやリフレッシュも実感できる、水の上手な選び方を解説。
妊娠中にどちらを飲むべきなのか迷ってしまうこともある、軟水と硬水別のメリットも合わせて参考にしてくださいね。
妊娠中に控えるべき水の種類は?
妊娠中の健康と安全を守るために、控えるべき水の種類をここで参考にしてみましょう。
井戸水
妊娠中に井戸水を飲むのを避けるべき理由は、
- 衛生的な面でのリスクがあること
- 一般的なミネラルウォーターのように殺菌処理がされていない
などがあり、母体に少なからず良くない影響があると考えられているためです。
旅行や観光先などで井戸水を飲む機会がある場合は、煮沸をしたり、あらかじめかかりつけ医に摂取に問題がないのかを相談しておくようにしましょう。
水道水
妊娠中に水道水を控えるべきことが産婦人科医や専門家からも推奨されている理由は、トリハロメタンと言う発がん性物質が水道水に含まれているため。
アメリカの健康局の調査によると、水道水のトリハロメタンによって流産のリスクが高まるとの研究結果も報告されているため、妊娠中には避けることが最適と言えるでしょう。
妊娠中に安心して飲める水|軟水と硬水別のメリットについて
軟水と硬水は水道水や井戸水とは違った特徴があり、妊娠中に飲み分けをすることで、脱水症状や血液がドロドロになってしまうなどのリスクを未然に予防できます。
安定したマタニティライフを健やかに過ごすために、ここでは軟水・硬水それぞれのメリットをお伝えしてみたいと思います。
軟水を飲むメリット
妊娠中に軟水を飲むことは、
- まろやかでクセのない飲み口がつわり時期にも飲みやすい
- 腎臓への負担が少ない
- 夜の腸の過剰な働きを穏やかにする
などのメリットがあり、日本人女性の体質にも合った種類と言われています。
硬水を飲むメリット
妊娠中に硬水を飲むことは、
- 不足しがちなミネラル分をたっぷりと補える
- 調を刺激するため、妊娠中によくある便秘のケアに役立つ
などのメリットがあります。
ただ妊娠中の硬水は、硬度が1L当たり1000㎎を超えないものを選び、起床後やガンコな便秘が長期化している時など、ピンポイントでの補給が推奨されています。
まとめ
妊娠中はこれまでよりも血液量が50%も増えると言われています。
常にサラサラで質の良い血液をキープするために、心身の状態に合わせて軟水・硬水を上手に摂取してくださいね。
参考:e-妊娠「妊婦さんに安全な水の選び方」
www.e-ninshin.com/topics/2011/4_5.html