赤ちゃんを育てているママにとって、赤ちゃんの水分補給や水選びはいつも以上に慎重になるものですよね。
赤ちゃんがすくすくと健康的に育って成長していくために、毎日の水分補給は欠かせない重要なポイント。
今回のコラムでは赤ちゃんの水分補給が必要な理由と、水を選ぶ際のポイントについてお話ししてみたいと思います。
赤ちゃんに水分補給が大切な理由
赤ちゃんの体内の水分は大人の約6割よりも多く、およそ7割の水分で体内が満たされています。
体内のほとんどが水分で構成されている赤ちゃんについて、ここでは水分補給が重要な理由を一緒に学んでみましょう。
水分補給は赤ちゃんの健康を守る
赤ちゃんは体内の水分量が大人よりも多いからこそ、こまめな水分補給が必要になります。
赤ちゃんはもともと汗をかきやすい体質のため、十分な水分補給をさせていないと、脱水症状などでぐったり元気がなくなってしまう心配も。
赤ちゃんの水分補給には、
- 血液循環をスムーズにする
- 老廃物や毒素の排出をする
- 新陳代謝を活性化する
などの健康に関する目的・役割があるため、こまめに水を飲ませてあげるようにしましょう。
お母さんにも重要な水分補給
赤ちゃんを育てているといろいろなことに気を配るようになるため、お母さん自身もいつも以上に汗をかくことが多いのではないでしょうか?
母乳は赤ちゃんに与えるたびに自身の水分が不足・減少してしまうと言われているんです。
赤ちゃんにしっかりと良質な母乳を与えるために、お母さん自身も喉の渇きを感じていなくてもこまめに水分摂取を行うようにしましょう。
赤ちゃんの水分補給|安心安全な水の選び方
ミネラルウォーターは軟水や硬水、中硬水といったタイプが細かに展開されているため、「赤ちゃんに安心安全な水はどれだろう?」と迷ってしまうこともあるでしょう。
ここでは赤ちゃんの水分補給時の水の選び方についてお伝えしたいと思います。
赤ちゃんに良いのは軟水
赤ちゃんは内臓の機能が大人に比べて未発達となっているため、ミネラル分の多い硬水・中硬水を避け、まろやかな飲み口の軟水を与えるようにしましょう。
赤ちゃんのミルクは水道水がベスト
赤ちゃんのミルクづくりには、水道水の使用が専門家からも推奨されています。
国産の赤ちゃん用ミルクには、
- 日本の水道水を使った造った場合を想定して製造されている
- 水道水の使用で母乳と同じ栄養を摂取できるように考えられている
などの特徴があり、栄養の過剰摂取の心配も少なくなります。
まとめ
赤ちゃんが1日に排出する水分はおよそ1.2L程度にもなると言われています。
赤ちゃんの健康に良い水を早めに常備して、お母さんと安心の水分補給習慣を心がけてくださいね。
参考:九州電力キレイライフプラス「水について知ろう!ミルク用の水や飲み水をどう選ぶ?」
www.kireilife.net/contents/kyushuouen/hotinfo/33-20.html