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3月 16, 2021

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クロロゲン酸とは

denwa
ダイトッピー
伊東さん!テレビで観たんだけど、クロロゲン酸がどのような成分なのか教えて!
ito
伊東さん
クロロゲン酸はポリフェノールの一種とされているよ。主にコーヒー豆に多く含まれている成分なんだ。コーヒーの成分と聞くとカフェインを思い浮かべる人が多いかもしれないけど、カフェインと並びクロロゲン酸は注目されている成分と言えるね。
gogogo
ダイトッピー
そうなんだ!クロロゲン酸は体内でどんな働きをするの?
ito
伊東さん
クロロゲン酸の働きとしては、まず第一に脂肪肝を予防する効果が期待できるね。脂肪肝がどのような症状なのかと言うと、肝臓に中性脂肪が溜まった状態のことを指しているよ。これがメタボリックシンドロームにもつながると言われていて、それを放置してしまうと肝炎を引き起こす可能性も高まるんだ。摂取エネルギーが消費エネルギーを上回った場合には、余ったエネルギーが中性脂肪に作り変えられることになり、これが体に蓄積されると、内臓脂肪や皮下脂肪として蓄積されるだけじゃなく、肝臓にも貯蔵されるんだ。クロロゲン酸は、今教えたような肝臓の病気につながる脂肪肝を予防する働きをするんだよ。

クロロゲン酸の効果

giragira
ダイトッピー
クロロゲン酸は体内でどのような効果が期待できるの?
ito
伊東さん
クロロゲン酸は、強い抗酸化作用が期待できるよ。体内で活性酸素が生じると組織が傷つき、老化などの原因になると言われているんだけど、植物等は、クロロゲン酸が持つ抗酸化作用により、傷や紫外線などのダメージから身を守っていると言われているんだ。近年では、クロロゲン酸は脂肪の蓄積を抑える働きがあると注目が集まっていて、ダイエットをサポートする食品等にも多く使われているね。
denwa
ダイトッピー
その他にもクロロゲン酸を摂取することで良い効果は期待できる?
ito
伊東さん
糖尿病を予防する効果も期待できるよ。糖尿病は、肥満や運動不足などといった良くない生活習慣により血糖値が正常に保てなくなるもの。悪化すると全身にも悪影響を及ぼし、合併症や動脈硬化などを引き起こすこともあるんだ。食事で摂取した糖質が体内に吸収されると、血糖値の急激な上昇を抑えようとインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されるけど、糖尿病を患うとインスリンの分泌が悪くなって、食後に血糖値が急激に上昇してしまうんだ。クロロゲン酸は糖尿病の治療薬にも活用されているんだよ。

クロロゲン酸の摂取方法

tereru
ダイトッピー
クロロゲン酸の効率の良い摂取方法はある?
ito
伊東さん
クロロゲン酸が含まれている食品は、コーヒー豆を始めとして、さつま芋やじゃが芋、ゴボウなどが挙げられるかな。クロロゲン酸の摂取を目的にコーヒー豆を選ぶのだったら、深煎りよりも浅煎りの豆を選ぶと良いよ。