ラブレ菌とは
ラブレ菌とは、正式名をラクトバチルスブレビスKB290と言う名前で、それぞれの頭文字が名前の由来となっています。ラブレ菌は1993年に日本人研究者岸田博士により分離されました。同氏は京都の男性の寿命が全国2位である事実に着目し、京都人がよく摂取する漬物類にヒントがあるものと研究を重ねた結果、京都三大漬物の一つである「すぐき」からすぐれた機能性をもつラブレ菌を発見したとされています。漬物に生息する乳酸菌の一種です。
ラブレ菌の効果・効能
ラブレ菌の機能性は、乳酸菌のひとつである事実に由来しており、腸内環境を改善させる機能に優れると見られています。ラブレ菌を摂取することで便通が増加し、便秘に随伴する全身症状の改善も観察されたことが明らかになっています。そこでこんな方にオススメといえます。例えば普段から便秘気味で、生理周期の前後で大人ニキビが発生しやすい傾向がある方です。注意点は消化液には強いものの、加熱に弱い側面があるので、加熱は回避して腸内にそのまま届ける食生活を心がけることです。
ラブレ菌の必要量と多く含まれる食品
ラブレ菌はヨーグルトやチーズなどの乳製品や漬物などの発酵食品に多く含まれています。腸内環境を維持するには毎日積極的に摂取することが推奨されていますが、成人女性1日の推奨量も成人男性1日の推奨量も、特に数値化されているわけではありません。ただし不健康な生活の自覚があったり、綿製的に便秘気味の方では意識的にラブレ菌を体内に取り入れることを検討する必要があります。ラブレ菌を多く含む食品は嗜好性に偏りがあるので、苦手な人は特に摂取法を真剣に考えるべきです。
ラブレ菌の効果的な取り方
ラブレ菌は乳製品や漬物などに多く含まれていますが、食事でとる場合かなりのボリュームを食べることが必要です。つまりラブレ菌を十分に摂取するのは食事だけでは難しいという現実があります。
特に漬物類などは好みが分かれる食材だけに食生活ですべてをまかなうのは無理があるかもしれません。
この観点で逝くとサプリ・健康食品の方が効率的といえます。加熱調理などラブレ菌にダメージを与える工程がなく、水と一緒に服用するだけですむからです。。
ラブレ菌が不足するとどうなる?
乳酸菌は腸内フローラとよばれる常在菌のバランスが、善玉細菌有意なコンディションを維持する上で非常に有益な存在と見られています。ところが肉食過多の食事や便秘などで、ガスが発生したり有毒物質が滞留することで、悪玉細菌や日和見菌などとよばれる人体にとって有害な細菌類が跋扈する状況となり、
消化器症状はもちろん、肌荒れや口臭など様々な悪影響が顕在化することが知られています。くさいおならが出る、便秘気味などの兆候は重要なサインなので乳酸菌不足にならない生活を心がけましょう。