そもそもなんで菌活が大事なの?
近年において健康志向の高まりから発酵食品を取り入れる菌活が流行していますが、そもそもなぜ菌活が体に良いのでしょうか。
菌活というのは発酵食品に含まれている善玉菌を取り入れることで、善玉菌の出す酵素で腸内から体全体へ良い効能を受けることが目的の健康法です。
例えば病気にかかりやすいというのは免疫機能が低下しているのが原因ですが、その免疫機能をコントロールしているのが酵素であるため数を増やすことで免疫力をつけることができます。
次に女性が最も多い悩みである美容においては、腸内の毒素が大きくかかわっているのです。そこで腸内を健全に保つと毒素を薄めるだけでなく、酵素が体中の細胞を活性化させるので美肌効果も期待できます。
健康と美容の両方に効果が見込める方法として「菌活」が注目されているのです。
乳酸菌とビフィズス菌の違いは?
大腸の善玉菌に乳酸菌とビフィズス菌が存在します。
発酵食品には乳酸菌とビフィズス菌が入った商品が販売されていますが、どちらも腸内フローラの状態を健全に保つことに役立っていますが根本的な違いというものがわかりにくいです。
どちらも人間の腸内に存在しますが、乳酸菌においては自然界にも存在する微生物でビフィズス菌は空気中では生育しないので酸素が少ない生物の大腸にしか生息できないという特徴を持っています。
乳酸菌は酵素を出して前身の細胞を活性化させる役割を持ち、そしてビフィズス菌は悪玉菌が繁殖しやすい環境である酸性にならないように常に酢酸を出してバランスを取ってくれます。基本的にどちらを選ぶのか? 迷うところですが、結論から言えば両方を取るべきです。ただ、あえてどちらかを選ぶのならば健康維持を主体にした乳酸菌よりも健康促進を主体にしたビフィズス菌を取ることをお勧めします。
ビフィズス菌の中でも【BB536】をオススメする理由
現在では様々な種類のビフィズス菌商品が販売されていますが、その中でも特にお勧めなのがBB536です。
BB536は健康な赤ちゃんの大腸から検出されたビフィズス菌で、元々人間の体内に存在する菌であるため体になじみやすいのが特徴です。BB536の利点はビフィズス菌は本来酸素に弱いといいましたが、この菌は特殊な膜を作る能力があるので酸素や胃の酵素にも強く大腸まで届いてくれます。
大腸でビフィズス菌の数を増やすことが出来れば、副産物である酢酸は強い殺菌作用があるので風邪などの感染症予防につながります。
さらに生み出す酵素によって大腸が活性化すれば、ぜん動運動が活発になり便の排出を促すので整腸作用が期待できます。
そして整腸作用が活発になれば、便の中に含まれている余分な糖分や塩分そしてミネラルが排出されるのと、大腸の酵素によってマクロファージといった抗体の数を増やすことにつながりアレルギーの症状を抑えることにも役立ちます。
菌活を検討している方は是非一度試してみてください。