
毎日当たり前のように使っている水道水。実は、その「水質」が私たちの肌コンディションを左右しているかもしれないことをご存知でしょうか。今回は、水道水が肌に与える影響と、今日からできる簡単な対策について解説します。
知っておきたい!水道水に含まれる「塩素」の役割
日本の水道水は世界でも屈指の清潔さを誇ります。しかし、飲んでも安全な水が、肌にとって必ずしも優しいとは言い切れません。
その鍵を握るのが「残留塩素」です。日本では水道法によって塩素の添加が義務付けられており、浄水場で消毒するだけでなく、蛇口から出る瞬間まで一定の塩素が残るよう調整されています。これは病原菌から私たちを守るために必要な仕組みですが、肌への影響という観点では別の話になってきます。
塩素が肌に与える、知られざるダメージ
塩素はもともと、病原菌や微生物のタンパク質を破壊して殺菌する働きを持っています。人の肌もタンパク質でできているため、残留塩素によってダメージを受ける恐れがあるのです。
プールから上がった後に肌がピリピリした経験はありませんか?実はこれも塩素が原因です。
肌が塩素の影響を受けると、皮膚のバリア機能が低下し、外部からの刺激を過敏に受け取りやすくなります。また、肌の保水力・保湿力も落ちてしまい、乾燥・かゆみ・肌荒れといったトラブルにつながる可能性があります。
さらに、2014年の研究論文では、入浴や洗顔時の残留塩素がアトピー肌のバリア機能を低下させ、保水能力を弱めることが報告されています。
ただし、元々皮膚のバリア機能が正常な人にとってはトラブルになる可能性は低く、普段から乾燥しやすかったり肌トラブルを抱えていたりする人ほど、影響が出やすい傾向があります。
今日からできる、ちょっとした「お水の見直し」
- 浄水器・浄水シャワーヘッドの活用
蛇口に取り付けるタイプの浄水器は、活性炭などのろ過材を通して塩素を除去でき、いつも通り水道水を使うだけでよいため手間がかかりません。 シャワー用も家電量販店などで手軽に入手できます。 - 塩素除去できる入浴剤を使う
- 洗顔後の保湿を丁寧に
どうしても水道水を使う場面では、洗顔後すぐの保湿が重要です。入浴後はすぐに乾燥が始まるため、5分以内に保湿ケアを行うことが大切です。
塩素除去できる入浴剤も売られており、入浴の際はこちらを活用するのもおすすめです。塩素除去できる入浴剤にはビタミンCが含まれており、実はビタミンCには塩素を除去する効果があります。この効果によってお風呂のお水の塩素除去が可能になるのです。
こちらの入浴剤肌零はビタミンC100%の塩素除去入浴剤で、個包装になっているので使用しやすくおすすめです。
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肌のケアは「何を塗るか」だけじゃない
スキンケアというと化粧水や美容液に目が向きがちですが、毎日何十回も触れる「水」の質も、肌の状態に影響している可能性があります。
肌トラブルの原因は個人の肌質や環境によって異なるため、一概に水道水だけが原因とは言い切れません。最終的には自身の肌の状態に応じて適切なケアを選ぶことが重要です。
まずは「毎日触れているお水のこと、少し意識してみること」から始めてみませんか。ちょっとした視点の変化が、肌の調子に変化をもたらすかもしれません。