イヌリンとは

イヌリンは水溶性食物繊維の一種で、水に溶ける性質を持った栄養素です。食物繊維にはこれとは別に不溶性のものがありますが、水溶性のように水に溶ける食物繊維はより多くの健康効果を持っていることで知られているのです。
またカロリーは脂質の4分の1以下、糖や炭水化物と比べても半分と、圧倒的な低カロリー栄養素としても有名です。健康管理を考える上では非常におすすめな栄養素なので、積極的に摂取していくことであらゆる恩恵を受けられます。

イヌリンの効果・効能

イヌリンの効果には便秘の解消や肥満の予防、生活習慣の改善などの効果があります。天然のインスリンという別名を持っており、糖尿病で血糖値のコントロールが必要な人にも心強い存在です。
水溶性の食物繊維は不溶性のそれより体内に吸収されやすいので、こんな方にオススメという観点から言えば、便通が悪くお腹が張りがちな人に特におすすめです。腹持ちが良く満腹感を得られやすい効果もあることから、すぐにお腹が空いて悩んでいる人にもおすすめです。
注意点としては、摂り過ぎると便が緩くなることがあります。サプリメントでもイヌリンは摂れますが、必ず目安量を守って飲むようにしてください。

イヌリンの必要量と多く含まれる食品

イヌリンが多く含まれる食品には、菊芋やにんにく、ニラなどがあります。中でも菊芋はイヌリンの代名詞とも呼べる食材で、にんにくやニラと比較しても何倍もの含有量を誇るのです。
そして成人男性1日の推奨量は、21gとされています。一方で成人女性1日の推奨量は18gで、ここを基準に摂取していくと十分な量に到達します。しかし現代の日本人の平均摂取量は14g前後と、この基準には男性も女性も達していません。普段より意識的に摂るようにするくらいの方が、イヌリンに関しては良さそうです。

イヌリンの効果的な取り方

イヌリンを効果的に摂るには、サプリ・健康食品の方が効率的です。食事だけでは難しい理由として、食べなければいけない量や経済的な問題が挙げられます。
イヌリンを多く含む菊芋は季節の野菜であるため、年中安定した価格と量を維持できるわけではありません。にんにくやニラで目安量を目指そうとするとかなりの量を食べなければならず、ニオイの部分も気になるのが懸念点です。そこで食事でとる場合には菊芋のチップやお茶を併用して、根気強く続けていってください。

イヌリンが不足するとどうなる?

イヌリンが不足すると、人によっては便秘になったり太りやすくなってしまうことがあります。食物繊維自体は色々な食材から摂れますし、少し気を付けていれば大きく不足することにはなりません。
ただしイヌリンは事前知識があるかどうかでも不足量が変わってきますし、生活習慣病を予防するためにも必要不可欠な存在です。健康的な毎日を送るためには不足させたくない栄養素ですから、是非積極的にコツコツと取り入れるようにしていってください。

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